みつばち、はちみつを愛するハニーこうじこと西尾利也です。
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啓蟄(けいちつ)とは二十四節気の一つで、太陰暦の2月節(2月前半)を指します。
太陽の黄経が345˚に達した日に始まり、春分の前日までの15日間を指しますが、現行の暦ではこの15日間の初日をいいます。
現在使われている太陽暦では3月の5日または6日が春分にあたり、雨水から数えて15日後にあたります。
2017年は3月5日の今日が啓蟄です。
啓蟄とはどのような意味でしょうか。
啓は「ひらく」、そして蟄は「土中で冬ごもりしている虫」の意味です。
つまり啓蟄とは、冬眠していた虫や蛙などが、地面が温まることで春の訪れを感じ取り、穴から出てくる頃ということです。
地中に籠っている虫や蛙たちが動き始めるということもあり、地中の中で活発になり始めてきますが、
植物たちも色鮮やかに春めいてくるのがこの頃とされています。
冬の間、松を害虫から守るため松の幹に藁でできた菰(こも)を巻き付けるのですが
(実際にはあまり効果はないようで風物詩として行っているようです)
これを外す「菰はずし」を啓蟄の行事としているところが多いようです。
また、立春を過ぎてから寒冷前線が通過する際に発生する春雷を「虫出しの雷」というそうです。
啓蟄の時期にぜひ食べたい旬の食べ物は筍(たけのこ)です。
この頃になるとすでに筍は立派に出てきており、茹でるだけでもしっかりと食べごたえのある食材になっています。
筍ご飯にするのもお勧めですが、天ぷらにして塩で食べるとまた一段と食材の味を楽しめます。
あとは山菜ですが特に「蕨(わらび)」や「薇(ぜんまい)」がオススメです。
灰汁抜きなどは必要になってきますが、炊き込みご飯にしたり和え物にしたり煮物など、
春の到来を感じさせてくれる食卓にできるので、食事で十分日本の四季を楽しむことができますよ。